2026年本試験レビュー


2026年の共通テストをレビュー

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まずは、2026年本試験を復習していきましょう。

第1問 知識問題

先生からのコメント👉
2026年度の本試験を解いて感じたのは、基礎用語の『丸暗記』ではなく、『本質の理解』を問う姿勢です! 第1問はその傾向が顕著に出ていますね。

問1 a コンピュータの記憶装置
   b情報セキュリティ    ⇔ ●情報社会の問題解決

問2 二進数表現(基数変換)  ⇔ ●コミュニケーションと情報デザイン

問3 UI            ⇔ ●コミュニケーションと情報デザイン 

問4 電子メール        ⇔ ●情報通信ネットワークとデータ活用

★問1から順に見ていきましょう。
 問1a コンピュータの記憶装置、主記憶装置と補助記憶装置の違いについて
  補助記憶装置の特徴は? アー、イー
  ア⓪データを読み書きする速度が遅い
  イ➂容量が大きくデータの長期保存に用いられる
「補助記憶装置の特徴は? → 長期保存がキーワード!

 問1b 情報セキュリティの問題、正しい説明はどれ?(用語の理解を試す)
ウー

解説

  ⓪不正アクセス禁止法とは、アクセス権のない人がID・パスワードを不正に
  入手してシステム内部に侵入することを禁止する法律
  ①マルウエアとは、悪質なプログラムの総称。コンピュータウイルスの事で
  ウイルス対策ソフトの利用が一般的な対策であるが、完全対策は難しい
  ②ソーシャルエンジニアリングとは、コンピュータスキルではなく、人為的
  こっそり盗み見る類の行為
  ➂三要素「機密性」「完全性」(可用性」使いたい時に使える)について
  ④ファイヤウオールは不正アクセスを遮断するもの。ルータやPC内に設置


 
問2 クロスステッチ刺繍の図案、4×4マスを2進数表記したものを16進数で表す問題
  
  Mさんは図案の作成をコンピュータで行うので縫うマス1、縫わないマス0
  と表すとした場合、図1は上から、2進法で1000②, 1100②, 1000②, 1111②
  となり、16進法で8,C,8,Fつまり8C8Fの4桁で表現できる。
この方式で図2の図案(2進法で1110,0100,0010,0111)を16進法で表現する
  と、ェオ27、つまり16進法でE427となる。    
 ㋓ーE、㋔ー

次に、図案の変換方法を(変換A、変換B、変換C)とパターンを変え、さらに8×8マスの図案とした。
変換A 図案の各行を2進数で表して桁を逆順にする。1000⑵ ➡0001⑵
変換B 図案の全体を16進法で表して桁を逆順にする 8C8F(16)➡F8C8(16)
変換C 変換Aを行った後で、変換Bを続けて行う

元の図案が16進数35ADで表される4×4マスを、図3の方法で8×8マスに拡張したとき、図3の図中網掛けの部分を16進数で表すと、カ・キ・ク・ケとなる。
答えは2進法で1001 0110 0110 1001なので、16進法表記では9 6 6 9 となる。

 

問3 アプリ開発の場面でのUIの問題。
スマートフォンの新規ユーザ登録で
入力インターフェイスを考える。
図4参照に、
空欄 コ・サ に入る最も適当なものは?

 

★ヒストグラムでは文字通り中央、時計盤のような円形では、どこも類似形

 生年の初期値が2000年であれば、例えば2008年生まれの人はホイールをスクロールし2008を中央に表示させる距離は8。1997年ならスクロール距離は3となる。
 今、直近1年のユーザ登録者の生年の分布が図5であったとき、全員を登録するのに最もスクロール距離の平均が小さくなるように初期値を決めるとすると、表1の コ を選択する。  コ⓪中央値
 また、誕生月については、図6の入力方法によるとすると(円形に1➡12)
最もスクロール距離の平均が小さくなるのは、 の場合となる。
答えは サ➂どの月も変わらない(円形なので)

問4 後の問(a・b)に答えよ。
★これはネットワーク上でのメール送信のしくみについてです。
図7のように、カオルさん(kaoru@example.ac.jp)からシノブさん(shinobu@example.co,jp)にサーバAからサーバBを経由してメールを送信することを考える。

a カオルさんから、シノブさんにメールを送信したら誤りが検知されたとすると、次のそれぞれのケースで発生する誤りの「検知」と「理由」の組み合わせはどうなるか。
 答えは あ:シ⑤受信側でユーザ名が存在しない
     い:ス②受信側のドメイン名が存在しない
     う:セ②受信側のドメイン名が存在しない

b 通信先のIPアドレスを特定する仕組みとして適切なのは、⓪DNS ➀www ➁バケット通信 ➂ルーティング のうち、ソDNS である。
正解 ⓪DNS

★問4bでは、DNSとルーティングの役割しっかり知っておきましょう。
 ★DNS:ドメインネームシステム「ドメイン名➡IPアドレス」を調べる仕組み
 ★ルーター:「IPアドレス➡経路」を決めてパケットを転送する仕組み

通常のメールの流れは、
 ①送信側サーバが相手のメールアドレスの@以降をDNSに問い合わせる
 ②送信側サーバはどのメールサーバに届けるか決める(MXレコード使う)
 ➂そのサーバのIPアドレスに向けてSMTPを送信する

問4

第2問 情報システム 

先生からのコメント 👉 やりたいことが文章に書かれているよ。 
A 役所が発行する住民サービスを3段階に改善していく情報システム
  これまで:役所発行の住民証明(紙媒体)を提出先に持参する
       請求者はコンビニの多機能プリンタから取得できる
 
問1:「紙での持参」➡「オンラインサービス」に移行
  住民証明(電子データ)を電子的に提出できるよう改良する。
  図2のシステムでは、
  >請求者が自分のPCからインターネットで住民証明を請求し入手
  する。図1のシステムと異なり [ア] や [イ] の特徴がある。

正解 ア② 自宅うや出先から住民証明(電子データ)を請求できる。
   イ④ 入手した住民証明(電子データ)をインターネット経由で送る
      ことができる。

問2:「請求者による改ざん:➡「アクセスコード」
  入手した住民証明(電子データ)を請求者が勝ってに変更しないように
  役所はアクセスコード(住民証明に対応したコード)のみを発行する方式
  に変更する。
   提出先(会社など)は(コード請求者)から受け取ったアクセスコード
  を役所に送信することで対応する住民証明を入手できる。
   ★図3の手順フローを見て判断しよう


㋒4アクセスコード ㋓8住民証明
㋔1アクセスコード 
㋕2請求者が住民証明を送る必要なし

                    
  

問3:「アクセスコードの漏洩」➡「確認依頼コード」
  アクセスコードでが第三者に盗み取られる危険があるため、住民情報(履歴
  書など)は住民身が提出先に提出し、提出先はそれが本人のものであるかを
  確認できればよいシステムに変更する。
  役所はアクセスコード(住民証明対応コード)ではなく、確認依頼コードを 
  発行する方式に変更する。
  
  図1-3のシステムでは、役所の役割は [キ] することである。  一方、
  図4のシステムでは、役所の役割を [ク] することに変更している。
  このシステムにおける確認依頼コードは、アクセスコードと異なり[ケ] 。
  
   ★図4の手順フローを見て判断しよう

  正解 ㋖1住民情報を提供  ㋗5住民情報の正しさを証明  
     ㋘2コードだけを送信しても住民情報を入手できない


 B 画像処理(論理演算)
 ゲームの画面に見られるような、「背景の画像」と「キャラクターの画像」の組み合わせを論理演算を用いて画像処理する。
 図5のように、図5(A)にそのまま図5(B)を重ねると図5(C)のように白い背景が表示されてしまうので、白を透過させ、下図のようにしたい。

★2進数4ビットの数なので、2^4=16通りの「黒1・グレー14・白1のパターン

ここで、1画素(点)を4ビットで表現した16階調のグレースケールとし、黒色の点の値は0000(2), 白色の点の値は1111(2) とする。
最初に、図5 (B)のキャラクターの部分をすべて白色、透過したい部分をすべて黒色にした図6の画像を作成しておく。
★キャラクターと背景を別に考える。図6では白1111、黒0000

次に、図5(A)画像に図6画像を図5 (C)と同様に重ねて、(a)重なる各点の4ビット
についてビットごとにOR 演算をすると図7の画像になる
。  さらに
(b) 図7の画像に図5 (B)の画像を重ねて、重なる各点の4ビットについて、ビッ
トごとに「ある演算」を行うと図8の画像になる。

問 1 下線部(a)の操作は、図6の白色の点 1111(2) と重なる図5 (A)の点の値が1010(2), 図6の黒色の点0000(2) と重なる図5 (A)の点の値が0110(2)
あった場合のそれぞれについて、
ビットごとに OR 演算した結果として最も適当なものを、後の解答群のうちから一つずつ選べ。

●点1111(2) と点 1010(2) とのビットごとのOR 演算結果 [ コ ] ⑦1111(2)
●点0000(2) と点 0110(2) とのビットごとのOR 演算結果 [ サ ] ➂0110(2)

正解 コ ⑦1111(2)  サ ➂0110(2)

★白1111 or グレーは白1111、黒0000 or グレーはグレー(14諧調)になる
★結果、白は残り、黒は消え、白のキャラクターとグレーの背景が残る
OR演算

問2 下線部(b) 「図7の画像に図5 (B)の画像を重ねて、重なる各点の4ビットに
ついて、ビットごとに「ある演算」を行うと図8の画像になる」
この演算方法は [シ] である。

 正解シ ⓪ AND演算

★白1111 and グレーはグレー(14諧調)、黒0000 and グレーは黒0000になる
AND演算は、白1111が消え、キャラクター・背景のグレーと黒が残る
AND演算

ここで、 OR 演算(論理和),AND 演算(論理積), NOT 演算(否定)の真理値表は表1のとおりである。

問3 図9のような背景が一色でない画像から図10の画像を作成する。
画像編集ソフトウェアを使って、色の範囲を指定し、その領域を選択して背景を選択する。図11は図9の各階調画素数を表したヒストグラムである。
★グレースケールの場合の色調とは、黒から白までのグレーの数(明度)となる
図9の画像は1画素を8ビットで表現した 256階調のグレースケールである。
図9の背景(熊以外)だけを選択するには階調のどの範囲を指定すれば良いか。
最も適当なものを、図11 中の~4のうちから一つ選べ。 [ ス ]

問4 空欄 セ・ソ・タ・チ に入れるのに、最も適当なものを選ぶ。
図12のように、画像の一部を切り抜いて別の画像に重ねる方法
図13で示した手順でビット演算を組み合わせて実現する。
ここで、黒の点の値は00000000(2)で白は11111111(2)とする。

第3問 データ活用からプログラミング

先生からのコメント 👉 データ活用からプログラミングの流れですね 

文化祭で体験型のゲームを展示する。来訪者をあまり長く待たせないように1人あたりのゲームの体験時間を決めるため、昨年のデータを用いて、体験時間を変えると来訪者の待ち時間がどのくらい変わるかを調べた。

問1 空欄ア~ウに当てはまる数字をマークせよ。空欄エ・オに入る最も適当なものを、後の解答群のうちから一つずつ選べ、

Yさんが考えた昨年の文化祭データ(来訪者の到着時刻)から待ち時間の求め方
       ゲームの体験時間 == 一律一人3分
図1は、3人目までの来訪者の体験時間と待ち時間を表している。

 下記、解答検討図

3人目は4分に到着したが、2分の待ち時間が発生し、終了時刻は[ア]9分
4人目は到着時間が10分で、3人目の終了時刻が9分のため、待ち時間は無し
5人目の待ち時間は[イ]2分間、6人目の待ち時間は[ウ]4分間である。
 
留意点👉 データをまとめた図表を照らし合わせてみる

これらの結果をまとめると
2人目以降の開始時刻は、
  ・オ⓪来訪者本人の到着時刻エ➂直前者の終了時刻より遅く到着の場合)
  ・エ➂直前者の終了時刻(上記以外)
待ち時間は「来訪者本人の開始時刻オ⓪来訪者本人の到着時間の差」である。
                  

問2 空欄カ~コに入れる適当なもの
次に、昨年の6人目までの来訪者の到着時間から、来訪者の待ち時間を求めるプログラムを作成した。

変数の説明
 (01)変数taikenは体験時間で数値3(昨年の値)代入
(02)配列Touchaku到着時刻  
添え字1~
(04)配列Kaishi開始時刻 
添え字1~ 最大値(到着時刻,前者終了時刻)
(05)配列Shuryou終了時刻  
添え字1~ 開始時刻+3(taiken)
 (03)関数「要素数」
を用いて、変数kyakusuに来訪者数を代入
 *【関数の説明】
   要素数(配列):例えば配列Xが[6,9,1]のとき、要素数(X)は3
   最大値( x , y ) :例えば最大値(1,5)は5

 添え字i==1は、1人目(最初)の人を示す。

    i==2は2人目に到着した人
 (07) 添え字 i2から要素数6まで繰り返し(ループ)
(08) i-1人目の人の終了時刻と、i人目の人の到着時刻大きい方
(09) i人目の人の開始時刻+体験時間(ここでは3分均一)
(10) (08)と図から対比、i人目の人の開始時刻i人目の終了時刻との差

問3 空欄 サ ・シ に入れる適当なものを後の解答群から、空欄 ス・セ に入れるのに最も適当なものを図3の⓪~➂のうちから一つ選べ。
空欄  に当てはまる数字をマークせよ。

Yさんは、最も長く待たされる来訪者の待ち時間(来訪者の待ち時間と呼ぶ)が10分間未満となる体験時間を調べるプログラムを作成した(図3)。

 各行の説明
 (03) 繰り返しで各体験時間(上限15分)に対する最長待ち時間を求める。
(04)~(09)行の処理は前の図2と同じ
 (10)~(14)行目で体験時間と最長待ち時間を表示する。


最長待ち時間が10分間以上となった時点で、繰り返し処理を止めるプログラムに変更した。➡ 各体験時間上限15分 かつ 最長待ち時間10分間 越で停止 
➡ (12)行と連動
        saichou = 最大値( サ , ケ – コ )
        saichou = 最大値( サ➂saichou , ケ – コ )

 (03) taiken <= 15 and ( シ②saichou<10 )の間繰り返す:
 taiken = 1 と saichou = 0 を ス⓪ の位置に挿入  ➡初期化の処理
 taiken = taiken + 1 を  の位置に挿入した。  ➡~の間の常套手段

この結果、配列Kaishiの初期化処理の実行回数は、修正前のプログラムでは15回だったが、修正後のプログラムでは ⑤回となった。

第4問

 Tさんは桜の開花日に興味をもち、気象庁のデータを用いて、桜の開花日を分析することにした。

問 1 次の文章を読み、後の問い(a・b)に答えよ。

気象庁のオープンデータから、桜の開花日を観測している観測点ごとに,2014年から2023年までの開花日を表1にまとめた。
例えば、稚内の2023年の開花日は5月3日である。

a 次の二つの文A,Bは、オープンデータについての説明である。その正誤
の組合せとして最も適当なものを、後の①~③のうちから一つ選べ。

正解ア① 正:A オープンデータは、誰でも入手可能である。
     :B 同データを加工・編集する場合には、利用申請が必須である。
        ➡オープンデータは加工・編集が自由

b 次の文章中の空欄 イ・ウ に入れるのに最も適切なものを選べ。

表1で、2021年の南大東島の開花日に0が入力されていて、開花日の記録がない観測点であることがわかった。つまり、イ➂欠損値を意味するので,これが含まれる行を除外したデータを用いることにした。
4月1日より早く開花した観測点の数の経年変化を見るためとした折れ線グラフにより可視化し、変化の傾向を把握した。

正解イ 欠損値
正解ウ ② 横軸を年、縦軸を各年の3月末までに開花した観測点の数

問2 次の文章を読み、空欄 エ~ カに入れるのに最も適当なものを一つ選べ。

Tさんは、各年の開花日に関する経験則として、次の二つの仮説があること
を見つけた。なお、気温の単位はセ氏(℃)である。
仮説1 (400度の法則)
    2月1日からの各日の平均気温の和400を超えると開花する。
仮説2 (600度の法則)
    2月1日からの各日の最高気温の和600を超えると開花する。

二つの仮説を検証することにした。
この年の2月1日以降の平均気温と最高気温のデータを入手した。
2月1日からの平均気温の和が初めて 400を超えた日を400度開花推定日
2月1日からの最高気温の和が初めて600を超えた日を600度開花推定日とし、同じ年の開花日(実際の開花日)と合わせて、表2にまとめた。

正解 表3中の エ②2  オ⑤-1


次に、各観測点で開花推定日が実際の開花日からずれている日数を確認した。
実際の開花日より
>開花推定日が早ければ負の値、遅ければ正の値、一致していれば0とする。
>400度開花推定日と実際の開花日との差(400度開花差)
>600度開花推定日と実際の開花日との差 (600度開花差)
を計算し、表3にまとめた。

例えば、名古屋の400度開花差は I 1,600度開花差は  と計算できた。 
また、新潟と奈良のそれぞれで、どちらの開花推定日が実際の開花日
に近いか、表3だけを用いて比較すると、カ ことがわかった。
なお、開花差の絶対値が小さいことを「実際の開花日に近い」とする。

正解 カ➂ 新潟の600度開花差はー1 奈良は400度でー1

問 3 次の文章を読み、後の問い(a.b)に答えよ。
Tさんは観測点の緯度も開花差に影響するのではないかと考えた。そこで、
ある年のデータを用いて、横軸に緯度、縦軸に開花差をとった散布図(図1)を
作成し、相関係数を求めた。なお、各観測点の緯度はすべて異なっている。

b 次の文章を読み、空欄 ケ ~ サに入れるのに最も適当なもの
を、後の解答群のうちから一つずつ選べ。

Tさんは、緯度が高い観測点で2月1日以降に平均気温が氷点下(0℃以
下)となる日があることを見つけ、開花差に影響するのではないかと考え
た。
図1の作成に用いたデータから,2月1日以降に平均気温が氷点下であっ
た日が存在する観測点(氷点下観測点)のみを集めたグループ(G1)とそれ以
外の観測点を集めたグループ(G2)に分け,400度開花差に関する箱ひげ図
(図2)を作成した。なお、どちらの箱ひげ図にも外れ値はなかった。

図2から、開花差の絶対値がケ 以上となる観測点は,G」では半数
以上あるが、G2では1か所もないことから、グループ間の違いを確認し
た。また、400度開花推定日と実際の開花日が一致している観測点(一致観
測点)について、コ 一致観測点の数がわかり, サ G2に存在することが分かった

問4 次の文章を読み、空欄 シ ・スに入れるのに最も適当なものを、
後の解答群のうちから一つずつ選べ。

Tさんは、氷点下観測点の開花推定日を補正できないかと考えた。
1年間のデータだけでは足りないと感じたTさんは、ある3年間の気象
データを用いて、まず、各年の気象データから氷点下観測点を抽出し、2月1
日以降に平均気温が氷点下であった日数(氷点下日数)を数えた。次に、抽出さ
れた3年分の氷点下観測点について、氷点下日数と400度開花差の散布図と回
帰直線(図3)を作成した。なお、回帰直線の方程式は、次のとおりである。

(開花差の予測値) = 0.55 × (氷点下日数) +5.48

Tさんは、開花差の予測値の小数第1位を四捨五入した値(補正日数)を用い
た次の補正方法により、実際の開花日に近い補正日 (400度補正日)が得られる
のではないかと考えた。ただし、補正日数が負の値の場合は、補正しないこと
にした。

補正方法
400度開花推定日から補正日数分さかのぼった日を400度補正日とする。

400度開花推定日よりも400度補正日の方が実際の開花日に近くなることを
「うまく補正できる」とする。Tさんは図3から. シ ことがわかった。
さらに、Tさんは新たに別の年のデータを取得し、この補正方法を試した。
観測点Xにおいて,400度開花推定日が4月23日,氷点下日数は18日であっ
た。これより、観測点Xの400度補正日は ス と計算できた。実際の開
花日が4月12日だったことから、この年の観測点Xではうまく補正できた。

シの解答群

⓪ すべての氷点下観測点でうまく補正できる
① 散布図上にある点Aで示した氷点下観測点を除いたすべての氷点下
観測点でうまく補正できる
②氷点下日数が1日である氷点下観測点の一部を除いたすべての氷点下
観測点でうまく補正できる
③ 回帰直線上または回帰直線よりも上側に点がある氷点下観測点だけう
まく補正できる
④ 回帰直線上または回帰直線よりも下側に点がある氷点下観測点だけう
まく補正できる

スの解答群

Ο 4月5日 4月8日 ② 4月12日 3 4月15日